フロネシスとは
パーパス
フロネシスは、パワフルケアが大切にしている考え方であり、組織のパーパス(存在意義)です。
核心をつかみ、全体を見ながら行動を起こし、 自分と周りの人の最善の未来を創造します。
古代ギリシャ哲学に基づく
不変の概念
古代ギリシャ哲学に基づくこの不変の概念は、日々のあらゆるシーンにおいて「個々の利」でなく「全体の善」のために、本質を捉え自立(自律)して意思決定するための「最善の振る舞い」を見出す力であり、「善きもの」に向かう、人の知性のことです。
ブランドスローガン

フロネシスを体験するための
3つのこと
- 1.教える・やらせるのではなく、子どもが自ら意思決定する、導く保育を実践します。
- 2.子どもが自然と自分で考え行動できる保育環境を整えます。
- 3.親御さまと、毎日の子どもの成長ストーリーを共有し、その喜びを分かち合います。
RIC Diary
“0才からのフロネシス”を実践する、保育園と保護者をつなぐ子育て支援ツールです。
保育所の情報や保育士が日々子ども一人一人の成長した場面を写真とコメントで記録し、
保護者個別にスマートフォンアプリで共有、提供しています。
フロネシスにかかわる潜在力を引き出す方法として「Reflection=振り返り、Impression=感動、Challenge=チャレンジ」
という独自の視点で子どもの成長と安全を共有するしくみです。
「RICサイクル」を保育現場で活用できるしくみが成長支援システムRICです。
この成長支援システムRICは研究開発の段階で2つのしくみとして構築されました。
第1段階は、親の子育て支援ツール「RIC diary」、第2段階は保育士の自己成長支援ツール「DO RIC」です。
保護者と保育所・保育士に提供しています。
RIC Diary Process
成長支援システムRICの第1段階として、パワフルケア独自の親子の情報共有ソフト「RIC diary」を開発しました。保育園(保育士)から保護者へ、一人ひとりの子どもの成長などを伝える子育て支援ツールとして活用しています。この子育て支援ツールを核としたしくみ構築にあたっては、同志社大学心理学部と産学連携で研究開発を行いました。
成果として、RICを行った保育士が元気になり高いモチベーションで仕事に望む事が出来るという効果検証が得られ、学会発表を行っています。現在、「RIC diary」は、保護者の方々からいつでもどこでも子どもの様子がわかる情報ツールとして、好評価を得ています。
子育て支援ツール
「RIC Diary」
保護者と保育士どうし、いつでもどこでも携帯で、子どもの成長を捉えた保育士のRIC(気づき・感動・チャレンジ)記録を共有できます。
保護者と共有することで信頼が深まり、保育士は保育の現場で日々充実し、楽しく元気に仕事ができます。
特許出願済「特願2013-094982」
子どもの成長と安全は、いのち(身体、心、意識)を育み守ることです。
それは子ども自身が、周りと共に良い行動をしようとする知性(フロネシス)であり、持って生まれた生きる力としての潜在力を引き出すことにつながります。
子どものフロネシス(潜在力)を引き出す方法RIC
- Rの振り返りは、保育士が子どもが自分で気づいたことを見つけ出し、その子どもの今までを振り返る
- Iの感動は、保育士が自分や子どもが感じた感情・思ったことなどをとらえ、Rの振り返りから、なぜ気づいたのか、なぜそう感じたのかを観る
- Cのチャレンジは、R振り返りとI感動を踏まえて、保育士が子どものチャレンジできることを考え、そのチャレンジを子どもと周りに伝え共に行う
RICの効果は、子どもだけではなく、保育士が培ってきた体験知を基に振り返り、コミュニケーションでヒューマンスキルを高め、感動することで意欲を得る。そこからチャレンジを続けながらより豊かな人間性を育むことができます。これらは私たち全員の成長過程でもあります。
特徴・内容
- 保育所から子ども一人ひとりの日常を、写真と共に成長記録として個別配信
- AI機能付き室内カメラが子どもの「元気な写真」を自動判定し撮影(開発中)
- いつでも子どもの写真のダウンロードが可能
- 子どもの写真は各保護者ごとのID・PASSにより保存場所が区分されるので個人情報も担保
- 写真以外にも、休園情報など災害時に一斉メール配信機能付き、スピーディかつ統一された情報発信が可能
- 保育所と子どもの登園予定などスケジュール管理が可能
手順
- 保育士が子どもの成長を日々RICの視点(気づき、感動、チャレンジ)で記録
- 施設長が写真と共に個別成長記録として保護者へメール配信
- 施設長が都度、行事や集合写真をUPし共有
- 施設長が緊急情報など保護者と保育士に一斉メール配信
- 日々の利用予約変更もモバイルで可能
各メリット
- 子どもの成長記録として残すことができ、家族で活用
- リアルタイムな、緊急時連絡で安心
- 保護者、子ども、保育士のコミニュケーションが増し、信頼感が醸成
- RIC記録から様々な、保育士視点が学べる